自動車事故での和解
3億円というこの金額 高いと思うか安いと思うか・・・
宝くじで3億円当たったっていうのら、それはバラ色の人生?!? (ッテホドデモナイカ
しかし、この場合・・・
■飲酒事故で寝たきり、3億6000万円支払いの和解成立
飲酒運転事故の被害で植物状態の生活を強いられたとして、千葉県成田市の元郵便局員・根本健宏さん(43)と家族が、運転していた男=服役中=に損害賠償を求めた訴訟の控訴審で2日、東京高裁で和解が成立し、男が約3億6000万円を支払うことで合意した。
日本損害保険協会によると、人身事故の判決で賠償額が3億円を超えたのは過去10年で10例未満。
単独の被害者に対する和解としては異例の高額で決着した。
一審判決によると、男は01年10月4日未明、成田市内の国道で乗用車を酒気帯び運転し、知人の車を誘導していた根本さんをはねた。
根本さんは植物状態になり、家族が介護を続けている。
千葉地裁佐倉支部は飲酒の影響で「著しい過失があった」とし、3億円余の賠償を命じた。
内訳は、家族による介護料1億3400万円、根本さんの逸失利益7200万円、後遺障害への慰謝料3200万円――などとされた。
介護のための自宅の改造費も認めた。男が判決を不服として控訴していた。
根本さんの家族によると、今回の和解で一審判決のような詳細な内訳は明示されていない。
賠償額は一審より減額となったが、遅延損害金による増額を合わせた額で折り合った。
自賠責保険や損保会社から既に支払われた5000万円を合わせ、支払額は4億円を超える。
根本さんのケースでは家族が飲酒による過失を立証するため独自に証拠を収集し、男は事故の2年後に業務上過失傷害の罪で起訴された。
東京高裁は飲酒の常習性を指摘し、懲役2年4カ月の有罪判決を言い渡した。
根本さんの弟の鬼沢雅弘さん(39)は「飲酒事故の被害者に励みになる内容だ」と語った。
家族は、ほんとに大変だと思う。
毎日の病院通いのために仕事も辞めたとか・・・
お金では、片付けられる問題ではないですがやっぱり生活していかなければならない。
この、事件の背景には、警察のずさんな現場検証の為に、長引いてしまったというのがある。
きちんとした、現場検証が出来てたとしたら 被害者だけではなく、加害者側も早く立ち直れたのではないでしょうか???
自動車保険入ってますか??
自分が加害者になった場合この金額を払えますか?